映画 名探偵ピカチュウ
5/3公開の映画「名探偵ピカチュウ」を観ました。
以下、感想です。
ポケモンは実写になっても可愛いのか…?と、恐る恐る観に行った。
日本語吹き替え版を鑑賞。竹内涼真と西島秀俊の声はとても良かった。
ピカチュウがもふもふしている点は初めは少し違和感があったが、動きはアニメのピカチュウと変わりがなかったのですぐに慣れた。
声がおじさんじゃなければ純粋に可愛い。
ポケモンにモンスターボールを投げて捕まえる、というのは実写にしてしまうとどうしてもおかしな設定に思えてしまった。
実写の中に入って一番可愛いのはコダックだと思う。
ストーリーは恐らく3DSの名探偵ピカチュウと同じものである。
アニメのようなポケモンたちを戦わせる話ではなく、ポケモンと対等な立場で共存している街。
その中で喋るのはピカチュウだけだが、ほかのポケモンたちの声はアニメの声優さんがそのまま担当していたので違和感は少なかった。
序盤、ポケモンを戦わせるトレーナーが回想として出てきた。キャストはティムの日本語版吹き替えもしている竹内涼真。
名前を呼ばれるシーンはなかったし一瞬だったが、恐らくサトシではないか?
謎の薬・Rはロケット団のRかと思ったが、特に関係はなかった。
敵組織の女性研究員の声が林原めぐみさんだったのは嬉しかった。あれはムサシだろうか。
ストーリーよりもポケモンたちが日常にいる様子を楽しむ要素の方が強かった。
さりげなく様々なポケモンが登場する上、地域はバラバラだったので、あれは誰だろう?と考えながら、探しながら観るのは楽しかった。
黒幕の目的や、ミュウツーの能力など、大事な部分があやふやのままだったのは少し残念だった。
せっかく自分の作った街を自らの手でぶっ壊してどうしたかったのか。
メタモンの立ち位置はよかった。
はじめに伏線もあり、最後に敵の手下となって変身するとは思ってもみなかった。
だが確かに、メタモンの能力は現実にいたらほかのどのポケモンよりも使えるような気がする。
ただ、薬を吸ったから敵の手下になり、さらに吸いすぎて溶けるというのは不可解。
アニメの可愛いメタモンの姿がどこにもなかったのも残念だった。
ピカチュウがおじさんの声で話すことができる理由については、とても綺麗にまとまっていたように思う。
その間のピカチュウ本人の記憶や意識がどうなっていたのかは気になるが…。
結局、ピカチュウはティムと仲良くできるのだろうか?