記憶にございません!
9/13公開の映画「記憶にございません!」を観ました。
以下、感想です。
三谷幸喜の作品は、内容はもちろんだが出演者で遊んでいるのが面白い。
もはや顔だけでは判断できない。
有働アナのインパクトがすごい。
一見誰かわからなかった。声で判断するしかない。
木村佳乃の英語はとてもかっこよかった。
冒頭の但し書き、「この物語はフィクションです。似通っていたとしても、たまたまです。」の部分ですでに笑ってしまった。
みんながスマホではなくガラケーを使っていたのは、現代の政治家とは無関係であると印象付けるためかもしれない。
総理は最後に本当に記憶が戻ったのか、戻っているふりをしているのか。もし戻ったのだとしたら、どこで戻ったのだろう?
フライパンで頭を殴られた時だろうか?
小池栄子は最後に何かあるのか…?と思ったが、ただの誠実な秘書だったのが意外だった。
ディーン・フジオカも、途中で裏切るかと思ったが逆だった。今の総理に期待する展開になるとは思わなかった。
はじめに出てきた田中圭も、忘れかけていたところでちゃんと希望がかなった。
全員が丸く収まったので、大きなどんでん返しはなかったが、とても気持ちのいい終わり方だった。