日テレ土曜ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』
3/23放送の日テレ土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第10話を観ました。
以下、感想です。
坂口健太郎の、やりきれない気持ちを表現するときの演技がとても良い。
幼馴染が刑務所内で自殺した事件と繋がる事件が起こり、関係者たちの心をえぐる。
容疑者の友人、被害者遺族、 その事件を追うジャーナリスト。
冤罪事件に対する感情はそれぞれの立場で全然違う。
刑事裁判では当然、真実を明らかにするべきだとは思う。
そのために検事が犯罪の証拠を集め、弁護士が弁護をする。それぞれ上がってきた情報を元に、裁判官が公正な判断を下す。
だが、証拠が不十分だとしても裁判官は何らかの判断をしなくてはならない。
弁護士目線、検事目線、刑事目線でドラマの内容は大きく変わってくるが、冤罪を防ぐために一番重要な立場は裁判官なのではないかと感じた。